駆け寄るあの子はビィーシィージィ


 さて今回はミスターパンについて話そうと思う
 覚えてますかーみなさん!ほわんほわんほわんほわん)))

 ポジ:とにかく僕ミスターパンさんとこ行ってみるよ!
    なにか分かるかもしんないし!
 ネガ2号:ミスターパン!あのエロハゲインチキインポ爺!?
 ポジ:いや、インチキとも言い切れないよ・・・
    色々詳しいしさ、とにかく行ってみるよ

 そう、あのミスターパンですよ。あれは2号の長い悪夢だったけど
 ミスターパンは実存します
 ではまず例の人たちに聞いてみよう!

 ネガ2号
 かーーっアイツ変人!なにあの緑のかぶりもん!オレが物心ついて
 まず思ったんは、あの緑のふわふわの人も人間なんだ・・
 おっきくなって、ああなっちゃったらどうしよう・・だったね。
 そんでオカンに「いつから緑になりだすの?」とか聞いちゃったしよー
 オカンもオカンでオレが悪いことするといつも「あんたも緑の人に
 なるよ!」とか言ってさあ!教育に悪いっつうの!!

 ネガ1号
 おっさんは物知りだよ、ほんと。オレ落語好きだけどさ
 あの人落語にも詳しーんだよ。てっきり宇宙とか
 エクトプラズムとかに詳しいだけの実態のないおっさん
 かと思ってたけどね、見直したね。
 あー、あのかぶりもん?ま、好きずきっしょ!

 ポジ
 ミスターパンは30年前、世界を変えたS-C3の発明者だよ。
 精神医学だけでなく、科学界でもとても功績を残した人だと思う。
 本もいっぱい書いてるし。たまに古本屋なんか行くと「あれ?
 これもミスターパンだ」ってこと多いね。うん、尊敬してる

 ではまず気になる緑のかぶりものについて。
 ズバリズバンチョそれはTHE・ガチャピン
 これ読んでるみなさんはもちろん知ってると思いますが、
 ネガポジたちの時代にはそれはもう化石もの。
 ミスターパンがどっかの古道具屋で化石化したガチャピンを
 見つけて着ぐるみだしたのが30年前。
 街の人は、完全にミスターパンの気が狂ったと思った。そらそーだ
 あの間の抜けたゆるんだ顔。目立つ緑色!
 なんせ馴染みがないですからね、はっきし言ってキ・モ・チ・ワ・ルー
 時を同じくしてS-C3の発明がなかったら、
 たぶん強制的にあの気ぐるみは剥がされただろーね
 精神世界では有名な人になったミスターパンのかぶりもの・
 ガチャピンはそれなりのムーブメントをおこした。
 キチョーなガチャピングッズは高値で売り買いされた
 (だからみんな置いとくべきよ!!)
 しかし、ミスターパンがなんでガチャピンを着ぐるんでいるのかは
 本人ノーコメントなんで未だナゾ。。。

 もうひとつのキーワード S-C3
 これは簡単に言うと、
 「人がフツーに人であるため」のドラッグ。
 それまでの、服用すると意識がトんじゃって
 壁から虫がわいてきたり、音楽にひだがついたり、
 すんげー気持ちよくなったり、逆に超BADになったり、
 そんなのは一切ない。

 その当時、世界は混乱の中にあった。
 戦争も殺人も病気も、全部が全部飽和状態で、
 ドラッグなんてやらなくっても、もうじゅうぶんに世界は歪んでた
 秩序はどこにもなかった。
 みんな、空の色さえ分からなくなった。
 BADトリップは、毎日覚めることがない。
 S-C3はマヤ暦が終わる年に生まれた
 ニューエイジの人たちが血眼で口々に声高に言った、あの、例の年だ。
 地球が次元上昇すると言われたその年、
 大きな地震も洪水も、宇宙の人たちの逆襲もなかった
 人類の意識革命なんてのもなかった。
 4次元にも5次元にもならなかったし、意識が宇宙に
 開かれ自由を手に入れるだとか、そんなことなかった。
 つまり、そう、それどころじゃなかったんだ。
 だって、世界は狂っていたから。

 ミスターパンの開発したS-C3は、ある意味革命ではあったね。
 でもそれは次元上昇なんかじゃない、むしろ次元降下と言っていい
 雨が川面をたたき、空は青く、ときに灰色であり、
 女の子の黄色いカバンや風になびく洗濯物や、
 そんなものがただただそのまんまの姿として見える、
 S-C3はそうゆう薬だった。
 人はかつて夜空の星に物語をつけたように、つつましく、
 ただその能力の範囲で楽しく悲しく暮らすんだ。

 信じられないよね、そんなのって。だって当たり前って思うでしょ?
 でも、そんなフツーのことさえ、その頃はムチャクチャだったのです。
 S-C3は世界が引っくり返るよーな衝撃的なものではなかったけれど、
 広くゆるくゆっくりと世界に広がった。
 成分は明らかにされていないけど、地面に落ちてまだ誰にも
 拾われず、踏みつけられていないドングリだとか、
 ゾウのおなかの毛だとか言われているよ。(ウソっぽーい)
 今はね、もうS-C3はほんとにごくわずかな人たちに処方されるだけだけど、
 当時は3人に1人はS-C3をいつも持ち歩いていた。

 S-C3が世界を変えた・・・なんてことは思わないけど、
 (そう強く主張する人も、まあいる)広く普及し、定着し始めた頃から
 終わらない悪い夢みたいだった毎日は少しずつ変わっていった。
 晴れた日の空はみんなに等しく青くなった。
 (もっとも空の方は昔からずっと変わらず青くそこにあったんですけど)

 さて、それでは現在のミスターパンの毎日をちょっと覗いてみよう
 かつては絶大な支持を受けたS-C3やその他著作物などは、
 今はもうほとんどが「世界のDEAD BOX」に押しやられてしまったわけだけど
 それでもミスターパンの人気は、静かに低く続いていて、絶版の本なんか
 けっこーな値段がついてたりする。
 そして、時々、間違って押された古いスイッチは
 DEAD BOXを押し開け、ミスターパンに何かのコメントを求めたり
 公演を頼んだりするから、生活には困ってないみたい。
 家族はいない。かつてはいたのかもしれない。
 ミスターパンがこの町へやってきたのはけっこう最近のことなので
 ―といってもネガポジが生まれるより前だけど、町の人も
 ミスターパンのプライベートはあまり知らないみたい。
 年は・・・うーん80歳くらい?(不明)
 現在は不気味な店を開業。
 魔法の道具とか、例のガチャピングッズとか、
 old cameraとか、どう見ても川辺に落ちてる石ころとかが
 秩序なくゴチャゴチャに置かれていて、
 そしてたぶん売られている(あんな不気味なもん買うヤツ全員狂人!by2号)

 あ、そういえばミスターパンについてとか言いながら、
 まだひと言もミスターパンにしゃべってもらってませんでしたね。
 ではここらでちょっと本人に話を聞いてみましょー

 「こんにちわミスターパン、はじめまして」
 「はずめますて」
 「(はずめますて・・・?)さっそくですけど、ミスターパンから見て
  現代ってどう映りますか?宇宙にも気軽に行けるようになったわけですが」
 「宇宙ってそれでも超ナゾじゃん!ナゾだらけじゃん!飽くなき探求ってやつ?」
 「・・・あのーミスターパンですよね?S-C3開発した。『宇宙量子∞論』書いた。」
 「そーだけど何?」
 「いや、ならいんです、すんません。えっと あそだ、あの、かつては科学者として
  また精神医学の分野で活躍されて、今はオカルトや魔法の研究されてる
  とゆうのは、やっぱ何か考えるとこあるのですか?」
 「呪文が好き!あぶらかたぶら とか ちちんぷいぷい とか。
  ちちんぷいぷい だよ?ぷいぷいて(ぷ!) グッと力入るでしょ
  ぷいぷい言うときお尻ちょっと突き出したくなるでしょ?
  ちちんーーぷいぷいっ!みたいなさ!ワハハー!」
 「はぁ・・・ぷいぷい・・」
 「そう、ぷいぷい!(クリッと)」
 「ぷいぷい・・・ぷい・・・・・・ワー バンザァァイ!!」

 そんなわけでインタビュアーの精神をいとも簡単に
 宇宙に開放させてしまうミスターパンってやっぱすげえ!
 さすがは今世紀最後のメシアだよね!

 むりやり!なんだこの話

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